こんばんは、240CAMPです。
今回はロードバイクのお話。
ちょいと長丁場になるので二回に分けて書こうかと思います。
【第二夜はこちら】
普段から通勤とかポタリングとかでほぼ毎日乗っているうちの子。
ORBEA ORCA bronze。
オルベアというスペインのメーカーが造っているカーボンロードバイクなんですが、乗り心地もソフトで反応も良いので気に入ってます。
コンポーネント(ギアとかペダルとかシフトとかパーツ群の意味)はレースとかに出てもいけるグレード、シマノ105の11速でガシガシ乗っています。
かれこれ3年乗って、塗装のキズとかも気になり出したので「全塗装しよう!」と思い立ち、いくつか業者さんに当たってみたんです。
で、結構するんですよね、金額が、、、10万以上する上に、工期も数ヶ月もかかるとの事で、
よし、自分でやってみよう。
と思い立ったわけなんですね。
そんな感じで以下。
車体をバラす!!!!
まずは、朝から聖地「コーナンプロ」さんへ。
塗料やら、ヤスリやら足りない工具を購入しに行きます。
●プラサフ下地スプレー
●つや消しブラックスプレー
●つや消しクリアスプレー
●電動サンダー
●紙やすり80番、120番、耐水ペーパー320番
工具やら、資材に囲まれてると幸せですね・・・。1日過ごせるわ・・・。
帰りにロードバイクの専門店「Y’sロード」さんで取り替える各種パーツを購入。
ペダルとクランク、BBソケットを外すのにシマノの専用工具がいるので、忘れずに。
●ブレーキ、シフトなどのワイヤー類
●バーテープ
●ペダル外す用専用工具
私のようなド素人が車体をバラすってんで、組み直す時、わけわかんなくなるに違いないので、
先にカシャカシャと車体とパーツ部分の写真を撮っておくと安心です。特にギア変速のディレイラーあたり。
いよいよ解体して行きます。
ついでに金属パーツはパーツクリーナーでお掃除しつつ。この際なんでね。
だいたいは六角アーレンキーでバラせるのですが、クランク周りは専用工具が必要だったり、なんともややこしい。
一通り六角でパーツをバラしていくと、クランク部分だけ残ると思います。
ここで、先にクランクの付け根横の六角ネジを緩めます。
他のコンポはわかりませんが、105の場合はプラスチック製の丸い専用工具をペダル付け根の穴にぶっ刺して回すと外れます。
あとは穴の横にある樹脂でできたストッパーをクリップかなんかでクイっと持ち上げると、引き抜くことができます。
反対側のペダルもそのまま引っこ抜けます。
クランクが完全に外れました。
残ったBBソケットも専用工具で抜けるのですが、私の場合は固すぎて断念しました・・・。
なのでがっつりマスキングして塗装に挑みます。
クランクの専用工具はこれ!
BBを外すときはこれ!
これも!
無事それぞれのパーツを取り外せました。
カーボン製のおしゃれなネックレスの完成です。
塗装を剥がす!!!!
解体が済んだらサンダーで古い塗装を落とします。
おおまかな部分は電動サンダーで、細かな部分は手作業で。
サンドペーパーは荒い80番から順に、120番、耐水ペーパー320番の順に徐々に細かくしていきます。カーボンなので素体が出ちゃわないように慎重に。。。
下地を作る!!!!
さて、古い塗料が取れたら、下地を作っていきます。
塗装は下地が9割なんや。
と偉い方が言っておりました。
丁寧にヤスリをかけたあとは、プライマーとサーフェイサーで下地を作ります。
これは素体と塗料の食いつきをよくするもので、この工程を丁寧にすることで仕上がりにかなり違いが出てきます。
今はプライマーとサーフェイサーが合体したプラサフっていうスプレーも売られていますよ。
グレー色の下地なので吹いていくとみるみるマットなグレーに変わっていきます。
元のデザインが透けなくなるまで2〜3回塗り重ねていきます。
スプレーの噴射を「シュッ、シュッ、シュ」と細かく刻む人もいますが、遠くから「シューーーーーーーーーーーーーーーー」とできるだけ止めずに吹き付ける方が粒子が揃うので綺麗になりますよ。
下地ができました。
このままでもなんか試作機っぽくてかっこいいな・・・・。
今回のまとめ
そんなこんなで第一夜は終わります。
ここまでの工程でキモなのは
●元に戻せるように気をつけてバラす
●下地用にヤスリで丁寧に古い塗装を削る
この2つですかね。
作業の時に履いていたコンバースがプラサフまみれになってしまったよ。。。
きっと塗料の食いつきも良いことでしょう。
久しぶりに塗装をやってみたけれどやっぱり楽しい・・・。
次は実際に本塗装にかかっていきますよ。
では、またね。
240CAMPでした。
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